育児

その昔、子育ては母親だけでなく姑や地域の手もかりて行っていました。全責任が母親一人に乗っかるわけでは なく、困った時に相談する相手もたくさんいたのです。しかし現代においては核家族の中で「孤育て」といわれ るほどの孤独のなかでの子育てを強いられています。共働きの母親であれば保育園に預けて保育士のアドバイス も聞けます。自分の子どもにたいして責任を負ってくれるひとがいるのです。しかし専業主婦の育ては過酷です。 一日中まだ話も出来ない赤ちゃんとふたりきり、泣き喚かれても理由さえわからないこともしばしばです。 ノイローゼになっても少しもおかしくないのです。出産後はホルモンのバランスも不安定で気分が落ち込み易い のも普通です。もう無理だと思ったり悲しい気持ちしかわかなくなったらすぐに夫に相談し、実家の親や婚家の 親に助けを求めましょう。無理をすることはありません。近くに頼れる身内がいない場合には乳児検診の時でも 保健師に相談したり、行政の相談受付に連絡して周りにSOSを出しましょう。必ず助けてくれるひとが現れます。 自分をダメな母親だと思わないでくださいね。みんな一緒です。助けを求めることは恥ずかしいことでもなんで もないのです。
子育てをしていると、これでいいのかな?と心配になるこないともありますよね。でも子育てに正解はないと 初めての子どもを育てていると、この子は普通に発達しているのかと心配になることがあります。たとえば、 言葉が出るのが遅い、人見知りしないんだけど。ママって言わない。などという情緒的なこと。そしてまだ首 がすわらない、ハイハイばかりして歩こうとしないなど身体的なこと。子どもには本当に発達に差があるので ほとんどは心配いらないことばかりです。でも気になってノイローゼになりそうというお母さん。迷わずに小 児科の医師や行政の保健師などを訊ねてスッキリしてください。一人でオロオロ悩んでいても何も良いことは ありません。「こんなこと聞いてもいいのかしら」っていうような些細なことも躊躇せず聞いてくださいね。 普段、自分のことなら理性的に解決できる人も母親になると客観視できずに育児ノイローゼになってしまう人 がいます。かえって仕事も遊びもなんでもバリバリこなしてきた人は完璧を求めすぎるあまりに、育児書通り に進んでいかないとパニックに陥ってしまうきらいがあるのです。そしてアドバイスをしたことはあっても、 求めたことがないので一人悶々と悩んでしまいます。自分のことならどうにでも出来るけど可愛いわが子だけ は全ての災厄から守りたいと思う物なんですよね。でも気になるということは良く見ているということでもあ りそんなお母さんは大丈夫です。逆にあまりにも子どもの発達に無関心であきらかに兆候があったのにも関わ らず学齢期になってようやく情緒障害などを指摘され療育を受けられるようになったお子さんもいます。 心配しすぎる必要はまったくないけど、気になったら専門家に相談する。これは子育てだけの話ではないです けどね。
今は安定感のあるしっかりとしたベビーカーが人気で若いママたちは積極的に子連れで街に繰り出します。それは ママのストレス解消にもなってとても良いことです。でも上に兄弟がいたりすると幼児をつれてベビーカーを押さ といけないので電車に乗ったりするのはとても大変です。上のがやんちゃだったりすると両手を空けておきたいで すよね。そんな時はおんぶはいかがでしょう。おんぶはすごくいいですよ。まず両手がフリーになる。そして赤ち ゃんの顔は見えなくても常に全身が密着しているために子どもの心はとても安定します。おんぶすると大抵の赤ち ゃんは寝てしまいます。ちょっと重くて大変ですがぐずっているならあえておんぶしてしまうと思いのほか家事が はかどりますよ。外出時にもおんぶは威力を発揮します。電車に乗るときなどベビーカーを邪魔者扱いされて悲し い思いをしていたあなたも、おんぶをすれば万事解決。安全に移動ができますし上の子が暴れたりぐずったりして もすぐ対処できるのです。また上の世代の女性たちはおんぶして育児をしている若いママを頑張っていると認める 傾向があります。なりふりかまっていないように思うのでしょうか。街でも親切にしてもらえる確立は格段に上が ります。いいことづくしのおんぶ。ぜひお試しください。
子育てをしていると、これでいいのかな?と心配になるこないともありますよね。でも子育てに正解はないと 言っても良いでしょう。100人いれば子育ても100通り。どんなに一生懸命育てても犯罪者にならない 保障はありません。子育てのさじ加減は非常に難しいものです。例えば、公園で三歳のこどもが遊んでいます。 走っていて突然ころびました。親ならどの様に対処しますか。A もう三歳なんだから自分で起きるまで放っ ておく。B 慌てて駆け寄って抱き起こす。 C「大丈夫?痛かったね」と声をかけそばにいるだけ。 もちろん正解はないのですが、私見でいうとCなのではないかと思うようになりました。他のママとの話に夢 中で子どもが転んだのにも気づかない親がいます。逆に常に見張っていて転んだりするやいなやすぐに助けお こしたり、転びさえする前に対処してしまうママもいます。でも子どもは必ず転びますし、時にはおともだち と小競り合いをおこしたりします。そうした経験の中から「生きる力」をはぐくんでいくのです。しかし子育 てのスタンスはみんな違っていてどこまで子どものトラブルにかかわるかという問題は中学生を過ぎても常に 立ちはだかる問題なのです。無関心はもちろんいけない。過干渉でも自立できなくなる。そこで最後の選択が でてきます。「心に寄り添い見守るが手を出さない。」実は簡単そうに思えてこんなに難しいことはありませ ん。抱き起こして膝を払ってやれば親は簡単に済んで楽です。しかし子どもが自分で起き上がるまでじっと待 っていることはなかなか出来ないことなのです。
ついこの間まで誰にでもニコニコと愛想を振りまいていたのに、六ヶ月ころから突然知らない人や田舎の祖父にまで 泣いて大人たちを困らせる、人見知りのはじまりです。もちろん人見知りは順調に発達している証でもあります。 しないから異常というわけではありませんが、相手の顔が見分けられ感情が芽生えてきたということなのですね。 いままでおじいちゃんに預けて買い物に行けたのに行けなくなったりしたらがっかりですね。でもママだけなのっ という態度は母親冥利につきて子育ての一番幸せなひとときなのかもしれません。人見知りは赤ちゃんの時だけでは なくかなり大きくなってからも続く子がいます。ママのうしろに隠れてもじもじしているような幼児ってたくさん いますね。無理やり前に押し出さずに充分抱いてあげて安心させてあげましょう。ママが守ってくれているという 絶対的な安心感を身に着ける時期なのだよ、と天が告げているのです。小さい頃人見知りで引っ込み思案のこどもが 一生そうかといえばそうとはいえません。むしろ逆に積極的に人と関わるひとが多いようです。人を避けるということ は、人に対して興味があるということなのです。だから思慮深い賢いこどもが人見知りになるようです。だから 安心して包み込んであげましょう。
新生児のころは夜中に何回も起きて授乳をしオムツを換えました。出産後体調も定まらないうちから満足に寝ら れない。過酷ですよね。少し大きくなって夜を通して寝るようになるまでは本当に大変です。しかし寝てくれない 赤ちゃんもいます。夜のある一定の時間になると火がついたように泣き出し何をしても泣き止まず、パパや近所 の迷惑にならないか気をもんで抱っこしたりあやしたり、全ての手段をつくしても泣き止まない。こっちが泣き たいよ、と思って実際泣いたりしているママがたくさんいます。理由はわかりません。泣かない赤ちゃんもいます。 昼間何か恐いものでも見たのか、嫌な夢でも見たのか、お腹もいっぱいオムツもキレイ。でも泣くのです。 睡眠不足のうえにグーグー寝ている夫から「うるさい」などと言われようものならキレたくなるのもわかります。 でもこの時期は本当に一時。出口の見えないトンネルにいるような気がしても、出口は次のカーブの先かもしれ ないのです。昼間子どもが寝ている時に自分も一緒に寝て体力を温存しましょう。泣くのはあなたの世話が足り ないからではなく、赤ちゃんは赤ちゃんのお仕事を遂行しているだけなのです。昼間機嫌がよく元気なら大丈夫 ですよ。
一歳を過ぎるとそろそろ離乳食も本格的になりますね。もちろんまだおっぱいを欲しがる子もたくさんいます。 スキンシップですから吸わせてあげてください。時には歯も生えてきて乳首を噛んだりして辛いこともあります。 だからといって断乳を急いでおっぱいに恐ろしい絵を描いたり、乳首にワサビを塗るなんて時代錯誤なことを ことをしたらいけません。お母さんのおっぱいはいつまでも優しく甘い思い出に包まれたものであるべきです。 離乳食作りも大変です。乳ばちをつくったりゼリーでよせたり一生懸命作っても、そんな時に限って食べてくれ なかったりするんですよね。手づかみで投げ捨てたりします。キィーッとなるところですが、そこは深呼吸。 子どもは食べる時には食べるのです。スプーンなどはうまく使えないので、手づかみでも大丈夫なメニューを 考えるのもいいですよ。少し大きくなってきたら、一口で食べられるミニミニおにぎり、食パンをスティック に切ってレバーペーストを塗ってみたものなど、こどもの小さな手に合う一口メニューを用意しましょう。 子どもにとっても食べさせられるより自分のペースで口に運べるので時間はかかっても全部食べてくれることも 多くなります。なにより自分で出来たという満足感や食べるという楽しみを実感でき食育のスタートとしても 良いことと思うのです。
初めての赤ちゃん、生まれたばかりの新生児を持って一番気になるのがミルクをちゃんと飲めるかしら、大きく なってくれるかしらということですよね。新生児はまだ、哺乳力が弱く上手にミルクが飲めません。母乳育児 ではどれだけ飲んでいるか分からないので、赤ちゃんの体重の増加でし上手にか哺乳量が計れません。でも飲ませて 計ってなんてやっていると気がめいってしまいますね。赤ちゃんだって生きるために生まれてきたのです。 自分に必要な量を必ず飲みます。まだ上手に吸えなくて途中で疲れてしまうような子も回数を増やしてあげましょう。 何時間おきにあげるとか量はこれだけ飲ませなくてはなどと考えているとお母さんは必死の形相でお乳をあげること になります。それではお母さんにも赤ちゃんにも苦しい授乳タイムになってしまいます。ゆったりした気分で穏やか にお乳をあげると不思議とよく飲んだりするものです。母乳、人工乳に関わらず、授乳というのは母子関係を作る のに最適な練習です。赤ちゃんとの深い絆を感じる人生でも最も幸福なひと時でもあります。こんな時間をキリキリ と過ごすのはもったいないですよ。赤ちゃんの顔を見ながら優しく話しかけたり歌を口ずさんでみてください。 あと、母乳がよく出ないでミルクに切り替えたお母さん。気に病まなくても大丈夫。母乳だから、ミルクだから どうなるなんてことはありません。
はじめての子育て、赤ちゃんもずいぶん大きくなってきたけど夫も仕事が忙しく帰宅時間も遅くなりがち、誰か と子育てに関して相談したり愚痴をこぼしたりしたいと思うのも当然ですよね。ママ友ってどうやって作るので しょう。現代ではインターネットを使ってブログを始めたりフェイスブックなどを使って色々な意見を聞いたり 情報を簡単に手にいられる時代です。でも実際に会ったり子どもを遊ばせたいと思いますよね。育児サークルな んかは手軽に始められるうえに同じような月齢の子どもの集まりです。気の合うママもきっと見つかるでしょう。 サークルの後に感じの良さそうなママにメアドを聞いたりして声をかけてみましょう。ただ子どもにお友達が必 要だからと無理やりサークルに入ることはありません。サークルのママたちとの人間関係に疲れ果てている人も たくさんいますが、そもそも育児サークルに入っているような月齢の赤ちゃんにお友達はまだいらないのです。 あくまでもお母さんの友達作りのために入るのです。もし疲れてしまうようならきっぱりと辞めて赤ちゃんとの 穏やかな時間を楽しんだほうがよほど子どものためになります。幼稚園などに入れば必ず気の合うママ達に出会 えます。「ママ友」が欲しくなければいなくったって少しもおかしくありません。「ママ友」でなく「自分」の 友達を時間がかかっても見つけましょう。
子どもを産んだからといってすぐに立派な親になるというものではありません。子育てを通して親になっていく のです。子どもを生んだらすぐに全てが子ども中心の生活になります。今まで自分のペースで生活していたのに トイレひとつゆっくりといけなくなるなんて、「聞いてないよぉ~」っていいたくなります。でも子どもの為に と自分を押さえることを覚え、人間的にも成熟していき、親になっていくのです。最近若く自覚もないままただ 子どもを生んで育児放棄をしたり虐待して殺したりという痛ましい事件をよく聞きます。子どもが小さいうちの ひと時はどうしても自分の楽しみや生活を我慢しなければならないものです。またそれが親とはそれが当たり前 だと思ってきたものですが、最近自分の享楽を最優先しそのことを後ろめたくも思っていない層の人たちがいま す。非常に憂うべきことです。母親と同様に父親にも父性にかけたひとがいることは確かです。じぶんの子ども ではあっても実感にかけているというか、自分もまだ赤ん坊だということか、育児を母親ばかりにおしつける ような男性がいるのです。いっぽう「イクメン」といわれる積極的に育児に関わる男性もでてきました。 子どもを持ったら責任も生じます。子どもと一緒に育親していきましょう。
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