子育てイメージ

幼児教育とは

幼児教育と聞くと、幼稚園での学習やお稽古事、幼児教室での「お受験」の準備などが思い浮かびますね。 もちろん、それらも幼児教育の重要なファクターであることは言うまでもありませんが、もっと広い意味での 幼児教育について考えてみましょう。人間の脳の9割は六歳までに出来上がるといわれています。ではそれまで に何か学習しないと一生勉強が苦手になるか、といえばそうではないのは皆さん実感としてお解かりでしょう。 柔軟な幼児期までに、語学や音感などを学ばせたいというのは理解できます。しかし、それらの教育は社会的な 生活習慣、母国語の習得、家族間で育むべき豊かな情感なしでは意味がありません。幼児期に一番大切なのは、 衣食住が安定し、保護者の安定した感情のもとに受ける無条件の愛情です。このような基本的な条件が整って 初めて、それらの稽古事などが身につき生かされるのです。 豊かな現代社会においても、貧困は存在し虐待や育児放棄による幼児の死亡事件は後をたちません。被害者の子 どもたちは食事も満足に与えられず非衛生的な環境のもと暴力によって短い生涯を終えることになりました。 ここには、英会話教室もお受験も存在しません。「幼児教育」なるものは、この世のすべての幼児が公平に与え られるものではなく、ある一定以上の階層にある家庭の子どもにだけ与えられるぜいたく品かのようです。 今一度広義的な意味での幼児教育を国も大人も考えてみる必要がありそうです。
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